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Bespoke suit 3piece Dormeuil

  • mete
  • Dec 13, 2022
  • 2 min read


 標題の通り、Dormeuilのsuper'100 & Mohair で3つ揃えを仕立てましたので、製作過程のご紹介。画像多目。


 

黒に近い濃紺。シャリ感のある夏用の生地。

 スーツは、長い歴史を経てルールが決まっています。その枠組みの中で、どう自分らしさを表現するか、というのが楽しみなところ。今回は、いつか作りたかったミュージシャン、John Lennonの、アビーロードで着ていたスタイルのスーツを参考にします。イギリスのSavile Rowにある、Tommy Nutter というテーラーが作り、Beatles や Rolling Stones など音楽関係者やアーティストに大変支持されました。広幅のラペル、絞ったウェスト、肩のラインが特徴です。

「BESPOKE STYLE」より 長谷川喜美著 エドワードレイクマン撮影

「BESPOKE STYLE」より 長谷川喜美著 エドワードレイクマン撮影

 型入れ。ラペルは広めのピークドラペル、ウェストは絞って。パンツはアウトタックのすっきり目のストレート。ベストは定番の形です。



 

 キビ付けして仮縫いをしていきます。





 仮縫いを試着した後に、微調整をします。





 小物(ポケット、フラップなど)や芯地の材料を準備します。


 スレキや毛芯は水にかして縮めます。ふと思いましたが、かすって共通語なのでしょうか?漬けるという意味です。念のため。


 パンツから製作にかかります。先ず小物から、順番に。前たては比翼仕様です。一枚目の下のパーツは靴ずれといって、かかとの内側につけて、かかとの裾が擦り切れるのを防ぐものです。このパーツがダメージを受けても簡単に交換可能なのと、このパーツが重りになってセンタークリースが綺麗に出るという効果もあります。

靴ずれと、その上のパーツがポケットの向こう布です。生地のミミを使っています。ちょっとお洒落でしょ。

 小物のボタンホールは先に作っておきます。パンツの形ができてからだと、余計なシワができて手間が増えるので。作業効率はとても大事です。


 後ろ身頃のお尻のクセとりアイロンです。生地をアイロンで曲げて、平面の生地を立体的にして体の曲面に沿わします。この生地はアイロンが利きにくかったので、しっかりかけました。お尻のボリュームが出ているのがお分かりでしょうか?



 脇を合わせたところです。コインポケットを付けています。


 帯に毛芯を据えて、、



 サイドアジャスター仕様です。ベルトループはつけませんでした。体型によりますが、ベルトで締めるより、サイドアジャスターとサスペンダーという組み合わせの方が、腰周りのデザインがすっきりする、センタークリースが綺麗に出る、などの理由でお勧めすることがあります。まとめて完成です。






 本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。体調を崩しやすい時期ですので、どうかお気をつけてお過ごしください。


R4.12.13 中丸

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