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オールドモヘア クラシック3ピーススーツ製作~パンツ編

  • mete
  • Aug 19, 2022
  • 2 min read

Updated: Aug 22, 2022

 古くて味のあるモヘアを使用した、戦前のディテールを取り入れた三つ揃いを製作し、先日納品が済みましたので製作過程のご紹介。




 紳士服を習う学校に通われていた方なので、大変お詳しい。こちらも勉強させて頂きました。本当にありがたいことです。今回はジャケットは4つボタン、チェンジポケット、胸フラップポケットでお仕立てしました。まず採寸して型入れから。






 きびつけ、きりびつけといって、しつけ糸を目印にしてつけていきます。






 3つ揃いでのご希望でしたが、生地の長さが2.6mでベストがとれるか分からなかったので、ジャケットとパンツが完成してからベストにかかることにします。

ジャケットとパンツを仮縫い、試着、補正。





 補正が完了したら、パンツから作っていきます。前身にはフラップつきコインポケット。





 後ろポケットのフラップは大きめのデザインで、口をカーブさしています。スーツにはポケットが沢山ついていて、作る時間もかなりかかります。以前は、ポケット少ないほうがいいのに、なんて考えたこともありましたが、最近は作るのにも慣れてきたのもあり、ポケットがきれいにできるようになると全体の雰囲気もぐっと良くなるので頑張りどころだと思うようになりました。

口のカーブが柔らかい感じがして良いです。フラップのステッチはハンドステッチ。







ベルトループ作り。注文服のベルトループは中縫いするので、出来上がりはきれいなのですが今まではひっくり返すのにとても苦労していました。針に糸を通して、紐の中を通して返すととても楽になりました。自分で考えて工夫して作業するのが楽しく、ものづくりの醍醐味かもしれませんね。

 




 帯の芯据え。腰のカーブに沿うように、毛芯を据えていきます。







 ボタンホールは全て手かがり。今回はパンツで8箇所です。1個つくるのに約15~20分くらいかかります。


95パーセントくらい。この状態で試着して頂き、着丈と尻ぐりなどの最終チェックを行ったあと、仕上げをします。次はジャケットにいきます。が写真が多いので記事を二つに分割します。もし宜しければ次のジャケット、ベスト編もご覧いただけますようお願い申し上げます。


R4.8.19 中丸

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