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ジャケット製作 型入れ~仮縫い

  • mete
  • Dec 15, 2021
  • 2 min read


 最近は余り聞きませんが、以前はスーツのことを「背広」と呼んでいました。イギリスのロンドンにある、サヴィルロウという通りの名前からきた、、という説がありますが、「背広」という漢字をあてるあたり、昔の人は洒落ているな、、と感心します。



 さて、注文服の製作過程をお話ししようと考えていたのですが、現在製作中のジャケットは9分がた完成してしまいました。そこで、写真を交えて振り返ってみようと思います。



 注文服では、お客様の好みが決まっている場合はそれに沿って作ります。ですが今回のジャケットは大まかなデザインは私が決めることに。決められた選択肢の中から選び、組み合わせて決めていきます。まずスタイルを決めて、ポケットやボタンの位置などディテールを決めていく。。決めることが多いので大変ですが、完成した姿を想像しながらゼロから作っていくのは楽しい作業です。



 生地はヴィンテージのMoxon Huddersfieldというブランドのストライプ柄のネイビーです。クラシックな雰囲気の生地に合う格好いいスーツにしたい!そんな気持ちで始めました。



 注文内容は

ジャストなフィット感

腰ポケットはアウトポケット

ラペルは甘い衿



 その他はお任せとのことで私が決めました。



 採寸終わりデザインが決まると、次に型を生地に入れます。必要なところを残して大まかに裁断。そしてきりびつけという作業をしていきます。これは2枚以上の生地を、しつけ糸を使って一番上の生地の印や線を下の生地に写していくためにします。柄が有るのでずれないように気をつけます。。




 そして、しつけ糸で仮縫いをしていきます。仮縫いの目的は、


変なシワが入っていないか・・・縦のシワはゆとりになり着心地が良くなるが、横のシワはつっているので着心地が悪く疲れる服になるので良くない。


シルエットの確認・・・ウェストの絞る位置、肩のボリューム、ラペルなどデザイン。全体のバランス。



各寸法の確認・・・ジャケットの前後のバランス、左右の袖丈の長さの確認。


 などを作る側が確認すること。もう一つ大事なのは、お客様のほうでも、実際に袖を通すことにより裏地やポケット位置など完成形をイメージすることができます。ですのでこの段階で、裏地やポケットの形状などを決めていただくこともできるので、よりご自分のイメージに近い服を作ることができると思います。



 作る側と着る側双方にとって、仮縫いは良い服を作る手助けになると考えています。







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