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仮縫い補正とポケット作り

  • mete
  • Dec 15, 2021
  • 3 min read






 前回の仮縫いで気になったところを補正していきます。この写真は、背中の衿下にできるツキジワというしわをとるための操作です。粗裁ちのときに生地を切りすぎてしまい、ぎりぎり入りました。危なかった。。経験を重ねると、必要なところを見切れるようになるのですが、まだまだ修行が足りません。


 補正して、前のきびつけを抜いて新しいきびつけを打ち直したのが下の写真。きりびつけときびつけ、どちらも同じ意味です。私の先生は両方使っていたので、しばらくは戸惑いました。そういえば、初めは分からないテーラー用語が沢山あり、仰っている意味がなかなか理解できず大変だった記憶があります。ブログではできるだけ分かり易い様に説明することを心がけていますが、専門用語が多いので難しいところもあるかと思います。ご容赦願います。










 補正の後、再びしつけ糸で仮縫いして試着。今度は問題なさそうだったので、若干の補正をしていよいよ本縫いにかかります。



 ダーツでクセをとる前に、ポケットや見返しを裁断。クセとは生地をアイロンで曲げたりダーツをとって平面の生地を立体にすることです。腰ポケットはアウトポケット、胸ポケットは箱ポケットになります。柄を合わせて裁断していきます。。







 私の作るジャケットは一部ミシンを使います。今までは電気ミシンでしたが、足踏みミシンを探していました。生地を縫い合わせたときにずれにくく、縫い目が柔らかく仕上がると感じたからです。それに注文服はできるだけ古典的な手法、技法で作りたいと思っているので、私にとって足踏みミシンは必要でした。



 近所の某リサイクルショップで、singer188uというモデルを見かけ、格安で手に入れました。実際に縫えるようになるか確証はありませんでしたが、前職の経験でのミシンの知識が役立ち、分解してメンテナンスし無事に縫えるようになりました。元々状態は悪くなく、磨けば磨くだけ光るのでついついやりすぎてしまいした。油でべとべとになってしまい、それから3日間は油が滲んでくることに、、現在は調子を取り戻して元気に縫っております。 








 5、60年前に作られたミシンは構造が単純なので、長い間使われていなくてさびだらけになっていても時間をかけて整備すれば縫えるようになる。やっぱり昔のものづくりっていいなあと感心します。




 柄を合わせてポケットをつけていきます。まあまあかな。。ポケットは当然のように柄を合わせますが、かなり神経を使うところです。このへんはまた詳しくご紹介しますね。





 今回腰ポケットは、内側をめくりながらミシンをかけるやり方にしました。縫っているところの写真を撮っていないので、どうやって縫うか分かりにくいと思いますが、又次の機会に。ぷっくり丸みがあるかわいいポケットになりました。




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